2014年8月6日水曜日

長期休暇を過ごすにあたって

学生諸君は定期試験を終え、長期休暇に入ったところですね。
更なる飛躍を目指し、様々なことにチャレンジするべき休暇ですが、何らかの計画は持っていますか?
最近の私はというと、大学広報関係で、メディアや、雑誌の取材・インタビューなどで予定が詰まり怒涛の毎日でした。私の夏期休暇は下半期のそのような毎日に備え、そして近畿大学の飛躍のために、勉強、充電をしておこうと思っています。
さて、色々なところで何度もお伝えしていることですが、何をするにもまずイシュー(学ぶ目的や意味)を考え出し、常に意識し続けることを怠ってはいけません。できることなら何か目に付くところに書き出し、忘れず意識し続けられるようにするといいでしょう。
一人の人間の生きる時間では、経験できることには限界があります。だからこそ、自分の経験できる以上のことを学ばなければなりません。
そのために、とにかくたくさんの人との出会いを大切にしましょう。
「一期一会」(人は必要な時に必要な人と必ず出会う。それも早すぎもせず、遅すぎもせず。)を自分の手で手繰り寄せることが大切です。その中で自分の考えも発信し、意見を交わらせましょう。
先人の残した言葉、経験を自分のものに(読書)することもいいでしょう。
「医師である前に一人の人間であれ」 とよく医師の後輩や研修医にはお伝えすることですが、どの世界でも精通する精神です。
私が考える、学びの目的とは、
「人を思いやる“こころ”ある人(人格)になること」
「自分が何を目的に生きるのか、分かるようになるために学ぶこと」
であると考えています。ぜひ参考にしていただき、有意義な休暇を過ごしてください。